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2018.11.15

Hand&Foot5周年!!!記念交流会・相談会・試乗会を行いました

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うまれつき、指が1本・2本・3本・4本。
少なかったり、短かったり、大きかったり、なかったり、多かったり…

多くの人と違う手足のカタチでうまれてきた子どもたち、家族や当事者を支援しているのがHand&Foot(はんど あんど ふっと)です。

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ご家族同士、子どもたち同士の交流の場を設けたり、ネット上で当事者同士が交流できるSNSを管理していたり、

右手の指が3本で生まれてきた女の子が主人公の絵本をつくっていたり、色々なかたちの手にぴったり合う手袋をつくる計画をすすめていたり・・・

そしてそして、先天性の四肢障害についての理解がちょっとでも拡がればいいな、と、TwitterFacebookInstagramで発信を行っていたりします✨

そんなHand&Footは2013年にスタートしてから、現在メンバーは約740家族。

本当にたくさんのたくさんのた~くさんの方々のお力添えがあり、おかげさまで無事5周年を迎えることができました

というわけで…

11月11日、ポッキーの日🍫
5周年記念交流会を開催しました!

64人それぞれの、手足のかたち。
『ちがうからこそ、出会いは楽しい!😊』

当日の参加者は過去最多の43家族、総勢約140名、子どもたちが64人・・・!

北海道や中国地方、九州から来てくださった方もいました✈✨✨

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会場は東京都江東区、南陽小学校🏫
Hand&Footのメンバーが先生へ交渉してくださって、体育館をお借りできることに👏

まずは親子イベント『○×クイズ』からスタート🎌

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「ペンギンは卵から生まれる、マルかバツか?」
「キティちゃんはネコである、マルかバツか…?」

などなど…
大人でも一瞬??となってしまうような問題もありました。笑

はじめましての方も多かった当日、少しでも気持ちがふ~っと抜ければ良いなあと思いやってみた○×クイズでした😊

川端秀彦院長(南大阪小児リハビリテーション病院)にお越しいただきました

当日は、大阪府立母子保健総合医療センターに24年間勤務されたのち、現在は南大阪小児リハビリテーションにて院長をされていらっしゃる、川端秀彦先生にお越し頂き、相談会をしていただきました。

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様々な手足のかたちでうまれてきた子どもたちは、機能や見た目を改善するための治療をそれぞれ受けられています。

ただ、当事者にとって整形外科や形成外科の病院・手術・治療法などの情報はまだまだ不足している一方で、手術は傷も残り、一度行えば全くなかったことにすることはできないもの。

「どこで診てもらったらいいんだろう…」
「うちの子が受けられる手術はどんなものだろう…」
「先生によって言われる症状名や方針が違って悩んでいる…」

ご両親はこんな深い悩みを抱えられています。

そんな中、四肢に関するあらゆる先天異常に精通する専門医、川端先生が来てくださるということで…
「川端先生に会えるなら!」と今回の交流会に参加してくださった方が多くいました。

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お一人おひとりの疑問や質問に、大変丁寧にお答えいただき、相談会に参加されたかたは少しでも光明が見えたような・ちょっと晴れやかであったり気持ちに整理がつくような感じを持たれた方が多かったのが印象的でした。

▼川端先生はご自身でサイトも開設されています
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大阪よりお越しくださった川端先生には感謝しかありません…!本当にありがとうございました。

握らなくてもブレーキがかかる!『パームブレーキバー』搭載自転車の試乗会🚲ご協力:PMT様

今回の交流会には、以前Hand&Footでもご紹介させて頂きました、パームブレーキバーを開発されたPMTさんも来てくれました。

👆9月に行った福岡での試乗会の様子です。12月には大阪での試乗会が予定されています🚲

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こちらがパームブレーキバー搭載の子ども用自転車。このバーを下げるとブレーキがかかります!

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一般的な自転車のブレーキは握る動作が必要なので、指が短かったり欠損していたり、握力が弱いとブレーキはとてもかけづらく…。

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でも、このパームブレーキバーならバーを下にきゅっと下げるだけでブレーキがかかるので、握る動作も強いチカラも必要としません✨

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「いつもの自転車はね、こっちの手でブレーキがかけられないんだけど、この自転車はできたんだよ!」
「こっちの手でもできてすっごい嬉しかった!」
「みんなで乗れて楽しかった!」

などなど…子どもたちの自転車に乗ったときの笑顔は忘れられません…🌸

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とても丁寧にご説明いただき…

👇成人用の自転車も持参していただいたので、私も試乗させてもらいましたよ~
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お忙しい中立ち寄ってくださった、江東区議会議員の三次ゆりかさんも試乗してくださいました🎶
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※三次議員のブログ(https://mitsugiyurika.com/blog/archives/75)でもご紹介くださっていました!ありがとうございます!

本当に少しのチカラで、簡単にブレーキがかかる!
ユニバーサルで画期的なブレーキバーでした!(娘がすっかり気に入り、現在購入手続き中の我が家です)

▼購入までの流れなど詳しくはこちらをご覧ください

グループに別れての懇談・交流会💬

相談会や試乗会の合間、グループにわかれて懇談もできるように机を設置していました。

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出来る限り同じような症状の方同士でグループ分けをさせていただいて、ご両親同士、懇談会💬

どんな手術をした?
周りから手足のことを言われたときどうしてる?
最近困ってることは?

などなど…様々なお話をされている様子が見られました😊
良い情報交換のきっかけとなっていれば嬉しいです!

遊具やおもちゃでみんなで遊びました

ママやパパが懇談中、子どもたちは遊びスペースであそべるように…と、遊具やおもちゃもたくさん用意しました🐤

▼なんと当日、ボランティアで保育士さんが3人、そして学生さんも来てくれ、保育スタッフとして活躍してくれました!
(本当に本当に助かりました、ありがとうございました)

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ストラックアウトやわなげ、マットで飛び跳ねたり、ブロックやおままごとをしたり・・・

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ボール遊びや絵本も読んでくれたりと…✨
子どもたち同士の出会うきっかけが多くうまれていました。

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子どもたちは、だいたい年中さん、年長さんくらいで自分の手足が周りの子とちがうことに気づき始めます。

そんなとき「自分だけなのかな」という気持ちも同時に生まれるので、”ひとりじゃないんだよ~”というのが子どもたちに伝わってほしいな、

そして、大きくなってから相談し合えるようなお友だちができる場になればなぁと思っています。

お菓子釣りもしました🎶

そしてお楽しみのお土産に・・・

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子どもたちの大好きなお菓子を、釣り🐟という形で用意しました!

その場でみんなで食べられたので、女子たちはお菓子パーティーしてました。笑

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みんなで記念写真📷✨

最後にみんなで記念写真!
今回ぎりぎりまで相談会を行っていたので、帰宅されて写真に入れなかった方も多くいらっしゃったのですが…💦

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\祝🌸5周年/

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一番最初にHand&Footを作ったときは想像もしていなかったたくさんの方たちに支えられ
6周年に向かってまだまだこれからも走っていきたいと思います!(*^^*)

ご参加いただいた皆様、準備をしてくださった皆様
ご協力いただいたたくさんの方々に心からの感謝をこめて…✨✨

ありがとうございました&これからも宜しくお願いいたします!😊

右手が3本の指で生まれてきた女の子が主人公の絵本をつくっています

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Hand&Footの絵本

いつかふつうに出会えるように。

指が少ない子に出会ったとき、あなたはどうしますか。「ふつう」って何だろう?指がないのは「かわいそう」?この絵本をきっかけに、是非親子で話し合ってみてください。
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